仏事にかんする雑学を紹介します。
年忌法要の進行墓参り新盆(初盆)お墓の種類お彼岸

年忌法要の進行

年忌法要の進行は僧侶かつかさどります。参会者が自宅や会館、本堂など年忌法要の会場に集まると僧侶の読経か始まり、三十分ぐらい続きます。読経の途中、僧侶からの焼香の合図で焼香を始めます。 焼香の順番は故人と縁の深かった順に行います。 読経か終わると、僧侶の法話か始まります。この後墓参りをすませ、法要後の接待となります。

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お墓参り

墓参りの時期は、春秋のお彼岸、夏のお盆、故人の祥月命日、年忌法要、年末などに行うのか一般的です。しかし、これに限ることなく、機会あるごとにお参りをしたいものです。墓参りは、先祖の供養のためでもありますが、同時に供養する人の心にも大きな安らぎを与えます。

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新盆(初盆)

精霊棚を作り、季節の果物や野菜をお供えして供養します。 十三日の夕方迎え火を焚いて先祖の霊をお迎えし、十六日の夕方送り火を焚いて送ります。
人が亡くなって初めて迎えるお盆を「新盆」といいます。 忌明け前にお盆になるときは、翌年を新盆とします。 新盆を迎えたら、僧侶にお経を上げてもらい、墓参りをします。

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お墓の種類

一人につき一基ずつ墓石を建てるお墓を「単独墓」といいます。 一人の戒名、没年を刻みます。 先祖代々の霊を祀るお墓を「合祀墓」といい「○○家之墓」と刻んだお墓を一基建て、そこに何人かの遺骨を一緒に入れます。
夫婦二人だけのお墓は「比翼墓」と言います。 夫婦どちらかが亡くなった時、お墓を建て、二人の戒名、俗名を刻んでおきます。
幼い子供が亡くなった時、お地蔵さんの形などで作るお墓を「子供の墓」。
お寺の中に一基だけあって、檀家の人が亡くなると誰でもその中に入ることができる墓を「一墓制」といいます。

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お彼岸

三月の春分の日と九月の秋分の日を中日として、その前後三日ずつを合わせて各七日間か「彼岸会」の時期になります。初日を破岸の入り、終日を彼岸の明けと呼びます。 お彼岸には特に決められた行事はありませんが、この期間、各寺院で彼岸法要か営まれます。各家庭では仏壇におだんごやおはぎを供え先祖を供養します。

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